キンク(よれ・ねじれ)しにくいホース
キンク=よれ ねじれ
洗車や庭の水やり、工場内でホースを伸ばすと丸まってしまいホースがキンクしたことはないですか?
キンクしたホースは水が流れなくなり、作業を中断し、戻ってねじれをなおす…
あれイライラしますよね。
そんなイライラを解消する、「キンクしにくいホース」をご紹介します。
キンクしてしまうオーソドッックスなブレードホース
まずはキンクしてしまうホースとして、昔からあるブレードホースを思い浮かべますよね。
写真のようなトヨックスのトヨロンホースは、ホース内部にポリエステルの糸をブレード(網状)に入れることでホースを補強し、水を吐き出す使用方法に対して、ホースが耐える構造になっています。
しかしキンクに対しては対策がとられていない為、トヨロンに限らずこの構造のホースはキンクしてしまいます。
スプリングホース
ワイヤー入りホースやスプリングホースといわれているホースで、ホース内部にらせん状にスプリングが入ったサクション(吸いあげる)ホースです。
トヨスプリングはかなり頑丈な作りになっておりキンクはしにくいですが、人が踏んでしまうとスプリングがつぶれてしまいホースがぺしゃんこになってしまいます。
自力で復元することは無い為、一度踏んでしまうと交換が必要になります。
またスプリングが金属なので、かなり重たくなってしまうので、固定した使用方法に向いているといえる商品です。
トヨロンとトヨスプリングの特長をあわせもった、キンクしにくくしたハイブリッドトヨロン
そんなトヨロンとトヨスプリングの特長を合わせもったのがハイブリッドトヨロンです。
トヨロンのようにブレード状の糸の補強をもつことで、デリバリー(吐き出し)で使用することができ、スパイラル状の樹脂の補強を採用することで、トヨスプリングのようキンクしにくい構造になっています。
ただしサクションで使用することは出来ません。
ホース内部にトヨロンと同じくブレード状の糸の補強に加えて、樹脂のスパイラル状の補強を入れることにより、ホースをキンクしにくくした構造になっています。
トヨロンと比較してもこの違い!本当につぶれにくいです。
このキンクしにくさがあれば少々強引な配管は可能ですし、ホースを長く引っ張って使う時にもキンクして水が止まってしまうことも少なくなります。
樹脂スプリングのトヨリング
最後にもう一つ、トヨリングをご紹介します。
サクション(吸いあげる)ホースになります。
構造はトヨスプリングと同じなのでキンクしにくいです。
そして大きな特徴はホース内部のスパイラル状の補強が金属ではなく樹脂という点です。
スパイラルの補強が樹脂なので、とにかく軽いのでとりまわしは抜群に良いです。
またホースをカッターなので切る際にも、樹脂スパイラルなのでニッパーやペンチなどの金属を切る工具は必要ありません。
是非一度、使ってみてください!
まとめ
洗車や水撒きなどでホースを長く引っ張って水をデリバリー(吐き出し)で使用する際には、ハイブリッドトヨロンがキンクしにくくてお薦めです。
また水をサクション(吸いあげる)ような使用方法の場合はトヨリングを使用すればキンクしにくく、軽い上にカットなどの作業性が良い。
to B planに掲載しているので是非ご覧ください。