薬注ポンプホース リニューアル&在庫完了!
以前に紹介した「薬注ポンプホース」が新しくなって生産と在庫が完了しました。今回はリニューアルの内容をご紹介します!
薬注ポンプホースのおさらい
薬注ポンプホースとは、タクミナなどに代表される薬液注入ポンプに使用されているテトロンブレードホースのことです。
サイズは内径4㎜x外径9㎜が多く、この薬注ポンプホースも内径4㎜x外径9㎜です。
次亜塩素酸ナトリウムという中和剤を流すことでホースが早くダメになってしまうというお困りごとを解消するホースを開発しました。
それなんの話?という方は下記URLよりバックナンバーも見てご覧ください。https://xs095667.xsrv.jp/blog/2022/07/30/%e4%bc%9a%e5%93%a1%e7%99%bb%e9%8c%b2%e3%81%a7%e6%97%a2%e3%81%ab5%ef%bc%85%e3%82%aa%e3%83%95%ef%bc%81/
リニューアルした薬注ポンプホースの完成
初回プレスの薬注ポンプホースはおかげ様で2023.6に完売してしまいました!(((o(*゚▽゚*)o)))
そこで!慌てて生産に入り、わずか一ヶ月ほどでリニューアルした薬注ポンプホースが完成!
2023.8.1にサイトで購入出来る様になっています。
何が変わった?
1、ホース名を印字
yakuchupumpslim SVM-4X9と一定の間隔で印字しました。
これでなんのホースか一目瞭然♪
2、常用圧力
耐圧0.8Mpa→1.0Mpa(周囲温度20℃で)に上がりました。
Mpaをkgになおすと8㎏だったのが10㎏になったということになります。
耐圧が増してさらに安心して使えますね!
3、許容曲げ半径
40mm→50mm(周囲温度20℃で)になり少し曲がりにくくなっています。
これはホースの材料変更によるものですが、使用に際しては問題はありません。
ちなみに許容曲げ半径の定義は、ホースが折れずに、かつ流体が安全に流せる曲げ半径で、これ以上、小さな曲げ半径で使用しないでください、というものです。これに関しては、また別の回でお話したいと思っています。
まとめ
今回のリニューアルで変わったところは、
1、ホース名を印字
2、常用圧力
3、許容曲げ半径
の三つです。
が、実は価格が上がっています。
これは原材料高騰や人件費、輸送費などによるものですが、今後、この薬注ポンプホースの認知度が上がり販売数量が多く見込めるのであれば生産数量を増やすことで単価を大幅に抑えることも可能ですので、薬注ポンプホースの寿命でお困りの方がおられましたら、是非採用頂きたいと思います。
1つ注意点ですが、継手により抜け漏れの恐れは必ずついてまわりますので、不安な方は一度ご購入頂いて実機テストをしてからご使用ください。(ショップでは抜け漏れなどのクレームには対応しておりません)
確実に交換の手間暇・ストレスが軽減されますよ。